(整備動作品)コーワSW 純正フード付き

現状:2年程前に沖縄の「かわず堂カメラ修理店」にてオーバーホールして頂いた個体です　当時からシャッター低速が不安定という事を指摘されていましたが日常撮影時には問題ありません
レンズ状態　絞りは問題ありません
ケプラーファインダー上部にカビ跡を認めますが
清掃上はこれが限界との事でした

　コルゲンコーワなど、薬品メーカーとしてよく知られている興和株式会社は、1894年に綿布問屋として創業し、光学製品分野に進出したのは第二次世界大戦後のことで、興和の最初のカメラは1954年のカロフレックス・オートマットで、最終機が1978年に登場したコーワ・スーパー66でした。
　今回のコーワSWは、今からおよそ60年前の1964年に登場したコーワ28mmF3.2レンズを装着した、その名前「スーパーワイド」どおりの広角専用カメラです。当時は様々なメーカーから35mmレンズを固定した広角専用カメラが登場し、そのブームが終わりかけていた頃です。コーワSWは、コーワの35mm判コンパクトカメラの最後を飾ったカメラになりました。

　コーワSWはアルミダイカストのボディにセイコーシャSLVシャッターユニットを搭載、１秒～1/500秒とバルブと必要十分なシャッターレンジを備えていました。レンズは４群６枚クセノタール変形型のコーワ28mmF3.2レンズは、当時建築現場で重宝されたほど大変シャープで写りの良いレンズです。
　コーワSWが特に素晴らしいのは、そのシンプルで美しいデザインではないでしょうか。さらにボディ前面上部に小さく突き出た円錐形のファインダー開口部からは想像もできない、明るくひろびろとしたケプラー型実像式ファインダーの視野は、魔法のようです。ファインダー倍率は0.4倍です。
コーワSWの発売当時価格は24,800円

:純正フード(希少品です　一時期は一万以上しました) シャッターレリーズボタンと色を合わせたUVフィルター付けます　新品ではありませんがシブいアルチザンアーティストのストラップ付けます

オーバーホール品ですが中古品です
低速シャッター不安定も含めて安価な値付けをしています　3Nにお願い致します

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